「らしさ」を伝えるプロフィールを作るには
更新日:2021年8月10日
こちらをご覧になる皆様は、企業を経営されていたり
個人事業主として活躍されていることと存じますが、
活動していく中ではどうしても同業の方や他社の存在があります。
その中で「あなたにお願いしたい」と思ってもらうには、どうしたらいいでしょうか?
その手段の一つがプロフィールです。
プロフィールはあなたのこれまでの経歴や
「どんなことができるか」を伝えることができます。
ただし年表みたいに時系列に羅列しただけのプロフィールはNGです。
プロフィールは履歴書や職務経歴書とは違うのです。
「あなたに頼んだら、何ができるのか」という
ポイントが伝わることが大切です。
では、どのようなプロセスを経て、
プロフィールを作成したらいいのでしょうか?
まずは自分自身の内的資産を棚卸することが必要です。
この段階では、時系列にこれまでの経験を
書き出してみるといいでしょう。
かといって、これまでの経歴を全部羅列しただけでは
それを見た人の印象には残りません。
「なんでもできます」っていうのは、
依頼する側から見たら一番困るんですよね。
「ホントに何でもできるの?」と、かえって疑われたりします。
実は私自身も器用貧乏なところがあるので、
ホームページをリニューアルする時には
サービス内容を絞り込みました。
とがったエッジを見せておいて、興味をもってくれた人に
「これもできますよ」って、後から見せるんだったらOKです。
まずは興味を持ってもらうことが必要なのです。
そのためには、軸となるサービスと関係ない経歴は、
思い切って削除することも必要です。
「捨てる」ことは「選ぶ」ことでもあります。
集中と選択が必要なわけです。
それでは何を捨てて、何を伝えるか?
ここには、ブランディングが必要になります。
ブランディングの目的は、
他社と差別化し、お客様から認知され
商品、サービスを購入していただくことです。
同業他社とはどんなところが違うのか、
明確にする必要があります。
たとえば私の場合、大学を卒業した後は銀行に就職しました。
その後、生命保険業界へ転身したわけです。
ソニー生命保険、三井住友海上プライマリー生命、
アフラック保険サービス、来店型総合代理店など、
通算約20年にわたって生命保険業界で仕事をしました。
ここでは保険業界での保険業界にて
営業職ならびに営業所長職、管理職に従事しただけではなく、
営業スキルやコミュニケーションスキルの向上を目的とした研修、
管理職研修などの講師も務めさせていただきました。
こんなふうにプロフィールに書くことで
「管理職や営業向けの研修ができる人なんだな」と伝えられます。
「社内外での人材育成研修の登壇回数は200回以上に上った」と数字を出すことで、
その裏付けを示すことも可能です。
私のプロフィールでは、
人材育成に関わった経歴の部分を前面に出しています。
その反対に、銀行員時代の経歴は
今の仕事にあまり関係ないので端折っています。
それでも銀行で働いていた事実だけは書くことで、
保険業界だけではなく、金融業でも
実務経験があったことは伝えることができます。
ホームページのプロフィールを読む人の中には、
もしかしたら銀行など金融業界の管理職の方もいるかもしれません。
このように読む側の立場になって
「何を伝えて、何は書かないのか」を取捨選択することが大切です。
私はコンサルティング営業経験を活かした
営業研修、管理職研修、目標設定研修を得意分野としています。
これがいわば私の「売り」なわけです。
こうした「売り」となる得意分野を、
プロフィールで伝えることを意識しています。
さらには「安心感・信頼感がある」とのお客様の声は、
人材育成の仕事への想いを伝えています。
あなた自身をブランディングすることで、
あなたが何の専門家なのかを明確に伝えることができます。
自社「らしさ」や自分「らしさ」を
お客様に伝わりやすい形に言語化することができれば、
あなたを必要とするお客様を容易に集客することができますよ!
★「そうはいっても一人で考えるのは難しい…」
そんな方は是非一度BPカンパニーへお問い合わせください。ご相談は無料です。