中小企業の理念経営における管理職に課せられたミッションとは
更新日:2021年8月10日

■理念経営において大切なこと
中小企業において
理念経営を推し進めていく最大の目標は、
未来永劫的に続く企業の持続的成長です。
企業理念を重んじ、
その副産物としての人々に信頼され愛用される商品や
サービスを提供し続けていくためには、
伝統と歴史を刻み続け、100年先も200年先も勝ち残り、
生き残っていかなくてはなりません。
そのために必要となるのが人材です。
ただ仕事ができれば良いのではなく、
企業理念を理解して共感し、
理念経営に基づく伝統の技術や
商品やサービスへのこだわりを
受け継いでいける人材でなければなりません。
なおかつ、企業の持続的成長に向けて、
時代の変化や社会や人々が求めるニーズを捉え、
企業理念の根幹は崩すことなく時代に求められる企業として
成長させていける人材が必要です。
■理念経営における管理職のミッション
理念経営における管理職のミッションは、
企業の将来を担い、企業を存続させていくための
人材を育成することです。
創業時からの精神や形成された
企業理念を浸透させて共有化を図り、
受け継がれてきた技術や仕事のやり方を伝え、
こだわりを持った商品やサービスを提供していく
精神と行動ができる人材を
育成していかなくてはなりません。
さらに育成した人材が次世代を育成できるよう、
教え込んでいくことも大切です。
歴史と伝統を絶やすことなく、
未来へと繋がっていく企業経営を推進していく
ミッションが課せられているのです。
■管理職に求められる能力や資質
理念経営において中小企業の管理職が
ミッションを達成していくためには、
どのような能力や資質が求められるのでしょうか。
まず第一に大切なのは、
管理職という職務の理解です。
自身の役割をしっかり理解しないと、
ミッションを果たすこともできません。
部下のやる気を引き出す方法を考え、
部下の目標を設定して、
モチベーションを高めて突き進めることも大切です。
部下のやる気を引き出すためにも、
部下を理解し、導き、成長させていくための
コミュニケーション力やリーダシップ力、
コーチング力も求められます。
一方で、管理職はネガティブであってはいけません。
厳しい状況であっても、
管理職がネガティブ発言をしてしまえば、
部下のモチベーションが下がり、
組織力も低下してしまうからです。
■管理職としての資質を磨こう
管理職として人材の育成を図って、組織力を高め、
会社を存続させていくという
ミッションを達成するためには、
管理職としての資質や能力を高めていくことも欠かせません。
自己理解と他者理解を深め、
円滑なコミュニケーションができるように自己研鑽を積みましょう。
部下の特徴や適性を把握して
モチベーションを高めるためや
管理職と組織メンバーと意識のズレを解決して
組織力アップを図るためにも
コーチングスキルを磨き、
プロセスマネジメント力を養っていくことも大切です。
持続的な成長を遂げ、生き残っていくために、
組織における潜在的な課題を発見する
ファクトファインディング力と課題解決力も
高めていかなくてはなりません。
自社の管理職の育成に悩んでいる、
方向性を見失っているなどの課題がある方は
ぜひ一度BPカンパニーまでご相談ください。(ご相談は無料です)
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