企業にとって有益性のあるリーダーと管理職育成
更新日:2021年8月10日

■リーダーと管理職育成に注力する必要性
従業員一人ひとりを育成していくことは
もちろん重要ですが、
それよりも効率的なのが
リーダーと管理職を中心に育成していくことです。
たとえば、10人のチーム全員を育成するよりも
チームをまとめる1人のリーダーを育成したほうが、
育成費用と時間を抑えられます。
リーダーは管理職とも捉えることができ、
求められるのはマネジメント能力です。
それぞれの従業員の適性と得意分野、
性格などを把握したうえで、
適切な仕事を振っていきます。
リーダーはみんなのまとめ役でもあるので、
優れたリーダーのいる職場は人間関係が良好です。
楽しくやる気を持って働ける職場では、
人は自然と向上心を抱きます。
■職場のリーダーには何が求められるのか
リーダーと管理職育成においては、
育成指導のスキルアップが重要となります。
これは必ずしも仕事ができるという意味ではありません。
リーダーの役割はチーム全員の能力を引き出すことです。
そのため、仕事ができるかどうかよりも、
指導が得意かどうかが焦点になります。
確かに仕事ができる人は会社に大きく貢献できますが、
1人の力では相乗効果を期待できません。
リーダーや管理職に求められるのは、
チーム全体の能力をフルに引き出せるスキルです。
一人ひとりの能力を客観的に判断し、
能力に合わせた仕事を選定することが重要になります。
チームを引っ張っていくリーダーは、
あるとき急に誕生するわけではありません。
リーダーを育成する必要性がここにあり、
リーダーが育つことで、
企業が大きく成長する可能性が高まります。
■ゴールを設定すればやるべきことが明確に
企業の成功戦略では効率が何より大切です。
使用できる時間と資金は
有限だからこそ効率が求められます。
リーダーと管理職育成のポイントは、
役割を明確に把握してもらうことです。
たとえば、プロジェクトの成功のためには
ゴールの設定が欠かせません。
ゴールを明確にすることで、
プロセスとスケジュールを詰めることができるのです。
このようにゴールから逆算する思考は
「結果のために何をすべきか?」という考え方で、
最短距離でゴールにたどり着くための思考法です。
■リーダーに必要なコミュニケーション能力
コミュニケーション不足は仕事の効率を下げます。
リーダーや管理職に就くならば、
コミュニケーション能力を高めておく必要があります。
一方的に部下を叱るのではなく、
相手の話をよく聞くことが重要です。
情報伝達においては、
悪いニュースほど先に伝えることが大切になります。
人は悪いことを隠そうとする性質がありますが、
放置しておくことでさらなるトラブルを招くことが多いです。
リーダーにとって威厳や貫禄は重要ですが、
話しにくいキャラになっては困ります。
困ったときに気軽に相談できる雰囲気を
構築しておくことが重要です。
部下がミスをしたときは叱るだけでなく、
次につなげる解決策の提案をしましょう。
ミスを失敗と捉えるのではなく、成功するための経験だと考えるのです。
★リーダーの育成に困っている、自身がその立場で悩んでいる…
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