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  • 執筆者の写真岩崎克哉

企業ブランディングをわかりやすく言えば


■ブランディングってよくわからない


企業ブランディングは企業の独自性を打ち出し、他社と差別化を図ることで認知度や信頼を高め、売上アップや業績アップを目指していくための経営戦略の一つですが、なかなかイメージされないものです。

ブランディングの一般的な定義は、「企業が存在する目的」や「達成するための一貫した姿勢」を明確に示すことで、クライアントやステークホルダーからの共感を促し、他社とは違う独自の魅力や立ち位置を確立することです。


しかし「ブランディング」というコトバのイメージが、時には高級ブランド商品などを想起させるため、「うちには関係ない」と思われたりすることもあります。


そういうとき、私はどういう言い方で「ブランディング」を説明するか?というと

会社や個人の「ありたい姿」に向かう活動ですと答えるようにしています。

「ありたい姿」とはビジョンであり、企業の存在意義とあり方を言語化したものであり、いわゆる「企業理念」といえるでしょう。

つまり、「企業理念」の実現に向けた活動が「ブランディング」であり、理念に基づいた起業価値や信頼性などが伝わっている状態を構築するのがブランディングの目的なのです。


■何から手を付けたらいいかわからない


創業したての企業ブランディングをはじめるにあたり、弊社は違った視点からアプローチすることがあります。それは、「融資目線」です。企業に融資する銀行の目線から考えてみるという方法です。創業融資の場合、金融機関は、創業者の経歴や創業の動機、「商品サービス」をどうやって誰に売って売上を確保するのか?に興味や関心があり、そこが伝わらなければ融資に結びつくことは難しくなります。


日本政策金融公庫の創業融資に際して提出する「創業計画書」の一部ですが、

創業の動機(どんな目的でなぜやるのか?)

商品やサービスのセールスポイントや販売ターゲット、そして競合やマーケットなど自社を取り巻く環境などを記載するようになっています。

創業計画書は、自分の経歴・スキルの棚卸や事業の強み、見通しを客観的に見つめることができるいいツールです。


「創業計画書」を埋めることができ、かつ読み手に伝わることができれば、企業ブランディングを進めることが可能になります。


まずはここからやってみましょう。




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