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  • 執筆者の写真岩崎克哉

起業時の自社ブランディング



■まずは自社の強みを知る


企業ブランディングを進めるにあたり、自社の強みを明確に把握する必要があります。

他社の真似をしても二番煎じとなり、結局は元祖に勝つことはできません。

自社の強みがわかれば、ターゲットも明確化してきます。

たとえば化粧品を例にすると、「50代以上の女性のための基礎化粧品」などとターゲットを絞ることで区別化を図れます。

そうしたほうがターゲットに該当する人たちから見て響くからです。

特に中小企業の場合は、大手と同じ手法は使えません。

ホームページやブログ運営におけるSEO対策をするにしても、資金力には限界があるでしょう。

それゆえ検索ボリュームの多いキーワードよりも、ニッチなキーワードによるSEO対策のほうが成功しやすいのです。


■自社ブログを所有するメリット


ブログは低コストで運営できるので、中小企業のブランディングに最適です。

多額の資金をかけて公式ホームページを製作するのも良いですが、相応の初期費用が必要になります。

一方で、ブログは無料で開設できるサービスが多く、記事作成の時間さえあれば誰でもブランディングができます。

ブログによるブランディングの注意点は、結果を得るまでに長期を要することです。

検索エンジンの上位表示を狙うためには、コツコツと記事投稿を続ける必要があります。

大幅なアクセスアップを狙うには、半年~1年以上を要することが少なくないです。

ブログによるブランディングで成功するコツは、ブログ投稿をルーティーンにすることです。

早く結果を得たいがために焦ることは、モチベーションの低下につながります。


■SNSを開設するメリット


企業ブランディングは多角的に行うことで相乗効果が期待できます。

昔はブログだけで広告宣伝をする方法が当たり前でしたが、SNSが普及した現在ではFacebookやTwitterなどを併用する方法が主流になりました。

投稿が拡散されれば一気に大勢の目に触れるため、ブログやホームページへの流入が増えるでしょう。

さらに最近ではブランディングにYouTubeを使用する中小企業が増えてきました。

テキストや画像ではなく、動画で伝えられるのが強みです。

動画では声や話し方、表情などがそのまま伝わります。

人となりをユーザーに伝えやすく、ファンを獲得しやすいメリットがあります。


■予算がない分は時間でカバーする


ブランディングはマーケティングと同様に、スタートダッシュで周りに差をつけるのが理想です。

しかし、中小企業は大手より予算で劣ってしまいます。

そのため、予算不足の部分を時間でカバーする必要があるのです。

長期的な戦略とモチベーションが要になるわけです。

ブランディングにおいて重要なのは軸を明確にすることで、軸が頻繁にブレるようだと問題があります。

世の流行に乗ることは大切ですが、流行を追い求めるあまり自社の個性が埋没するようでは困ります。

期間限定の大ヒット商品よりも、ロングセラー商品を生み出すイメージをしてみてください。

ロングセラー商品はリピート率が高いので、安定した利益を期待できます。


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